こんにちは、ライターの井口です。
今回はウィーンへの留学を決めた時に不安になりがちな「ことば(言語)」について書いていきたいと思います。
僕の留学経験から、大きくこんな疑問に答えていきたいと思います。
・そもそもオーストリアの基本言語は?
・実際、日常生活で使うのは英語なの?ドイツ語なの?
・街中の看板や案内はドイツ語なの?
・どれくらい勉強しておけばいいの?
そもそもオーストリアの基本言語は?
オーストリアでの基本言語はドイツ語です。
ただ、大学の第2外国語で学ぶドイツ語とは少し違う部分があります。
ドイツのドイツ語とオーストリアのドイツ語の違いは、ざっくり言えば日本の”方言”のようなものです。
私の友人が言うには、日本の京都弁?みたいな感じだそうです。
「え、じゃあ私の勉強しているドイツ語が通用しないの?」
と思ってしまう方がいるかもしれませんが、ドイツのドイツ語(変な言い方ですね笑)を知っていれば全然問題ないそうです!
ただ、僕はほとんどドイツ語を話せない状態で留学に踏み切ったので、その違いには気づかなかったです。
日常生活で使うのは英語?ドイツ語?
先ほど僕はドイツ語がほとんど話せない状態で留学したと書きました。
というのも、「英語使えればなんとかなるでしょ!」という考えがあったからです。
さて、実際に留学した今思っていることですが…
さすがにちょっとは勉強すればよかった
なぜこのように感じたかを以下では書いていきますね。
日常で使われるのはややドイツ語が多い
ウィーンでの日常生活ではどっちかといえばドイツ語を使うことが多かったです。
ただ、場所によって英語の通じるところもあります。
例えばレストランは英語が通じるところが多いのですが、スーパーマーケットなんかはドイツ語が多いです。
あとは、現地人の年齢層によっても変わってきます。
具体的に言うと向こうの若者層には英語がかなり通じますが、年齢層が高くなるにつれて通じなくなるイメージです。
僕の意見としては、「日常生活を過ごす上で、英語が話せればなんとかなる」と思います。
ですので、「ドイツ語が話せないから留学が不安…」という人も英語を多少知っていれば大丈夫ですよ!
街中の看板・案内板のメインはドイツ語
基本言語がドイツ語なだけあって、街中の看板などは基本的にドイツ語で書かれています。
そのため、ドイツ語がわからない僕の場合は結構苦労しました。
ドイツ語に出くわす度に、グーグル翻訳を起動して都度調べないとどうしようもない状態でした。
ですので、ドイツ語は知っておくと街中ではかなり助かります。
ただ、僕みたいな0の状態で行っても、なんだかんだ友達に教えてもらったりで1か月でそこそこわかるようになりました。
現地で暮らしていれば習得スピードも速いので、あまり心配しなくてもいいかなと実体験から思っています!
周りの日本人留学生はどんな感じだった?
僕は今ウィーンに留学中ですが、周りの日本人留学生がどんな感じ?に答えますね。
ウィーンには音大生の人がたくさんいますが、音大生のみなさんは「英語は話せないがドイツ語は話せる」という人が多い印象です。
ウィーン留学を早い段階から考える人が多いので、ちゃんと勉強してきている人が多いみたいです。
逆に音大生以外の場合はその逆で「ドイツ語は話せないが英語は話せる」という人が多いです。
まさに僕がこれに当てはまりますね。
それでたまに「みんなドイツ語が話せる場」があった時に、僕は話せないので会話に入れずしょぼーん(´・ω・`)としていることが稀にありますが、その時は勉強すればよかったと思いますね笑
ただ、そういったことはほとんどないのでご心配なく!
どれくらい勉強しておけばいいの?(ドイツ語編)
では、ここから私の実体験からどれくらいドイツ語を勉強しておけばいいかについて書いていきます。
まず上でも書きましたが、基本的には英語が話せればなんとかはなります。
ただ、ドイツ語がわかっていたら便利!というのも間違いないことなので、少しは勉強しておきましょう。
筆者は留学後に2冊本をオススメされたのですが、かなり良かったので紹介しますね!
(ドイツ語って英語に比べると参考書がかなり少ないのがつらいところです…)
会話をメインで勉強したい人
会話メインで、まだ全然ドイツ語知らないよって人はこれがおすすめです!
僕はまず会話表現を知りたかったので、これから始めました。
単語と文法も勉強したい人
単語と文法をしっかり初歩から勉強したいって人にはこれがおすすめです。
特に頻出分野を扱ってくれているので、勉強してから実際に使えるまでのスピードが速かったです。
あとは現地で慣れればOK
結局のところ、言語は使ってみてナンボなので上記の本で最低限インプットしたらOKだと思います。
あとは現地で友達と話したり、街中で目にしたりしていく中でできるようになります。
むしろ、オーストリア人からすると「つたないドイツ語でキュート!」ってなるらしいので、逆にアドバンテージとして考えてもいいと思いますよ!
どれくらい勉強しておけばいいの?(英語編)
まず大前提として、ドイツ語が話せる人は英語はあまり考えなくてもOKです。
ドイツ語が苦手で、とりあえず英語だけでも!という人は会話表現だけでも勉強しておくといいと思います。
(日本人は文法と単語はそれなりに学校で学んできているので、使えるフレーズを覚えるといいです!)
で、英語は無限に本が売られているので、おすすめを探すのは難しいのですがこれなんかおすすめです。
会話は反射神経が重要(う~んと悩んでるとテンポが悪くなる…)なので、これはテンポのいい会話をするのにうってつけです!
今回のまとめ
今回はウィーン留学した時の言語問題について書いてきました。
かなり長い記事になってしまったので、最後にポイントだけまとめておきます。
・日常生活は英語でもOKだけど、ドイツ語がわかるとかなり便利!
・街中で見かける看板等はドイツ語がほとんど!
・ドイツ語と英語は会話表現だけでも覚えておくとイイ!
井口